正社員を採用できる求人・採用情報ページ作りを目指す、人事部のためのホームページ作成講座。

採用情報の構成を考える。
応募の決め手になるコンテンツとは?

具体的なお話に入る前に、講座が目指している「採用情報の全体像」について俯瞰してみましょう。

講座では、広告に頼らずに正社員を採用できる求人ページ作りを目指しますから、

応募に結びつく「決め手」となる情報
について、求職者の視点で考えてみたいと思います。

まず、基本的な事項として、

  • 職種・仕事内容
  • 給与
  • 福利厚生
といった内容は必須です。

しかし、この条件さえ良ければ、望む人材が応募してくれるのでしょうか? よほどの好条件でない限り、これら基本的な内容だけでの応募は期待できません。 多くの求職者は、給料などの雇用条件を、ある程度の範囲で想定しています。
そのため、

「雇用条件が想定内の範囲にある」
というだけでは、求人へ応募する決め手にはならないからです。

「じゃあ、雇用条件の他に何を書けばいいの?」
はい、確かにそう思いますよね。
多くの場合、求人への応募の決め手となる情報は、
もっと広い意味での雇用条件
なのです。

その内容を大きく分類すると、
  1. 信頼できる経営をしている会社かどうか?
    を判断するための客観的な情報
  2. この会社が自分と相性が良さそうか、どうか?
    という主観的・心理的な部分を満たしてくれる情報
という2種類の情報(コンテンツ)に分けることが出来ます。
それぞれについて、具体的な内容をご紹介していきましょう。

信頼できる経営をしている会社か?
を判断するための情報

正社員の仕事を探している人は、将来的にも安心して働けるかどうか、会社の基盤がしっかりしているかを知りたがっています。

信頼できる経営をアピールするためには、

  1. 独自の商品・サービスを提供していること
  2. 他社と差別化が明確であること
  3. 顧客からの信頼されていること
などの情報が必要です。

まず、1番目の

「独自の商品・サービスを提供していること」
は、経営にとって一番の強みです。そして今後も、他の追随を許さないための経営努力をすることをアピールすることで、求職者の気持ちを惹きつけることができます。

次に、2番目の

「他社との差別化が明確であること」
ですが、1番目と同じでは…と思うかもしれません。
ここでは、「この点だけは」とか「この地域では」というように市場を絞ったとしても、その中で差別化を明確にして、強みを発揮する経営という意味です。 確かに「当社の商品・サービスは業界一、日本一、あるいは世界一」と言えるものがあれば、経営的には一番の強みであることは確かです。しかし、それだけが会社の存在意義ではありません。地域に密着して成功している会社は、地元で働きたい方にとって魅力的な会社です。
「地域で一番」
も信頼できる経営の有効なアピールポイントです。

そして、3番目の

「顧客からの信頼されていること」
をアピールすることも、会社への信頼に繋がります。
例えば、実際に寄せられた「お客様の声」には説得力があります。もちろん、明らかに広告めいたお客様の声では逆効果です。 しかし、実際の「お客様の声」やアンケート結果などの客観的なデータを掲載することが可能であれば、コンテンツの一つとして掲載しましょう。

自分と相性の良い会社か?
を判断するための情報

会社を選ぶとき、「自分と相性の良さそうな会社だったから」という声を多く聞きます。 たとえ雇用条件が良くても、

「どんな雰囲気の会社・職場なのか?」
が分からなければ、応募をためらうものです。

特に、転職を考えている方は、より働きやすい職場・相性の良い職場を求めているため、

  • 企業風土・職場の雰囲気
  • 仕事の進め方
などを垣間見ることのできる情報を欲しがっています。

企業風土・職場の雰囲気を紹介するための具体的な切り口としては、

  • 社会に貢献する経営方針を掲げて、それが実践されているか
  • 地域社会に貢献する活動をしているか
  • 地球環境に配慮しているか
  • 職場の風通しはよいか
  • 部門毎のリーダーの仕事の取り組み方
  • どのような人員で仕事を進めているのか
  • 喫煙・禁煙に関する考え方
  • 育児中の女性が働きやすいか
など、様々な視点から職場の雰囲気を伝えることができます。

本講座のケーススタディのコーナーで、いろいろなタイプの採用情報ページを紹介していますので、それらを参考にあなたの会社に合った職場紹介ページを考えてみてください。

そして、各職場をもっと知るための良い機会にもなりますので、社内をアチコチ取材してまわりましょう。 社員の笑顔の写真をサイトに添えれば会社の印象もアップ。

笑顔を撮れるカメラの腕
も必要ですよ。

そして、良い人材を採用するためには、

日頃の職場環境の改善
が何より大切であることを忘れずに。

採用情報の全体像をイメージしたところで、次章からは求人・採用情報ページ作りについてお話していきます。

  1. 講座TOP
  2. サイト作りの戦略を練る
    就職・転職サイトとは違うサイト作り。
  3. 採用情報の構成を考える ←現在のページ
    応募の決め手となるコンテンツとは?
  4. 仕事探しのキーワード
    どんな言葉で求人情報を
    検索しているのか?
  5. タイトルが肝心
    「求人情報」それとも
    「採用情報」?
  6. 職種ごとに1ページ
    中身の濃い求人ページを作ろう。
  7. 文章の構造を明確に!
    HTMLの見出しタグ(H1〜H4)を適切に使う。
  8. ネット社会の一員になる
    関係先のサイトからリンクを張ってもらおう!
  9. 内部リンクも有効
    ドンドン情報発信しよう!
  10. アクセス向上に有効
    Yahoo!ビジネスエクスプレスを活用しよう。